南米日記

大学3年生でのペルー留学記

ペルーの日系人


 ペルーには日系人がたくさん暮らしている。その歴史は、100年以上にも渡るんだとか。
 リマにいる数少ない知り合いの一人、Dianaが " Centro cultural Peruano Japonés" という日系人のための施設で日本語のクラスを取っている。それにくっついて行ってきた。移民資料館や、日本食レストランなどもあり、ペルーにいながらして日本を感じた。巣鴨にいそうな、「どう見ても日本人だろ!」というおばさま方がスペイン語で話している。なかなか面白い。


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 ところで、ようやく我が家の状況がつかめてきた。1階にはBalbina の姪っ子Gaby, 甥っ子Pablo、そしてそのお父さんが住んでる。昨日見たおじいさんだ。Gaby は新聞記者で、Teatro(演劇)に関することを担当しているらしい。ペルーで上映している作品をいろいろと教えてくれて、今度一緒に連れていってくれる。実は、ペルーの演劇を見てみたいと前々から思っていたので、思わぬところでそれに詳しい人と出会えてびっくり。願えば叶うものなのか。しかも、ボリビアに行くといったら、靴やらズボンやらを貸してくれた。なんと、靴下まで(笑)。彼女は南米旅行に慣れていて、いろいろとアドバイスをくれた。お土産のハイチューをあげたら、秒で1ダース食べてしまうようなチャーミングなお姉さん。

毎日、いろんな人に助けられながら生活している。Graciasはいくら言ってもたりない。
 

Lima到着

 Limaの空港にホストが迎えに来てくれることになっていたけれど、予想通り、すぐに会うことはできなかった。会えないことは想定内だったので、別に焦ることもなかった。幸運にも、知らなおいおじさんからケータイを借りることができ、ホストに電話して無事に会うことができた。

 ホストのBalbinaは陽気で、むちゃくちゃ面倒見のいいおばあちゃん。美味しいご飯を作ってくれる。毎回、「次はこれこれを作るね~」と私を期待させる。Limaのこともいろいろ教えてくれるので、右も左も全く分からない私は、なんでも聞きまくり。おばあちゃんだから、何回も同じことを聞いてくるけど、日本のおばあちゃんで慣れているから全く問題ない。同じ話題についてちゃんと話しているし、むしろこっちのほうがまともに会話出来ているかも。ご飯を食べている間はずっと前に座って話を聞いてくれる。

 家は三階建てで、南米特有なのか、中の作りがアスレチックみたい。家の中なのに天井がない場所があったり、よくよく考えると謎の作り。増設していったのかな。しかも、家には人が沢山住んでいる。一階で水の流れる音がすると思ったら、おじいさんが洗濯物をしていた。昨日は、若い女の人が三階から降りてきたが、それ以来見かけていない。

 Balbinaの息子夫婦も、たまに三階に住んでいるらしい。というのも、近くに別の家を持っているというのだ。昨日はケータイやらドライヤーを買うのに付き合ってくれた。

 こんな感じで、すごく不思議なお家だけど、逆にそれが面白くてすぐに慣れた。いつも外からは賑やかな音が聞こえ、結構落ち着く。

 

Méxicoではあまり好まなかったArroz con lecheもおいしくいただきました。

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愛するフリホーレスがPeruにもあったんです‼ Limaは港町なので、魚もたくさんあります。どうやら私は、食の天国に来てしまったようです。

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Peruの主食はお米とジャガイモとPolloなんだとか。素朴な味が食欲を増進させます。

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